【フェレットも歯磨きが必要!】歯と口の中の病気を予防しよう。歯磨き・口内ケアの方法徹底解説

フェレットっておやつやバイトもあげてるけど虫歯になったりしないのかな?虫歯になったらどうしたらいいのかな

フェレットも人間と一緒で虫歯になったり、歯石がついたり、歯周病になったりします。ただ、人間と違うのは簡単に治療ができないこと。虫歯を直すことはできませんし、歯石をとるにもひどくなってしまうと全身麻酔が必要となり、リスクが伴います。日々のこまめなケアで大切なフェレットの健康を守ってあげましょう。

この記事でわかること
  • フェレットに歯磨きが必要な理由
  • 歯と口に起こりやすい病気
  • 口内ケアのやり方
目次

フェレットに歯磨きは必要か

口内のチェックも含めてまめに行う方が良いです。お手入れの目安はできれば毎日、難しければ2~3日に1回程度でも大丈夫です。基本的にドライフードをあげていれば歯垢はある程度とれるといわれていますが、やわらかいおやつやふやかしフードを食べている場合は定期的に行いましょう。歯垢や歯石が貯めると歯周病や歯肉炎などの口内トラブルの元となります。

口内トラブルが起こると、ごはんを食べることが苦痛になり、食欲減退にもつながります。また、歯は人間と同じで永久歯になるとその後は生え変わったり、リスなどのように伸び続けたりしません。一生付き合う必要があるので日ごろのケアを心がけましょう。

歯と口の主な病気

口内のトラブルはさまざまですが、フェレットに多い口内トラブルをご紹介します。

歯肉炎(しにくえん)

3~4歳以降のフェレットによくみられます。健康なフェレットの歯は歯石がなく、歯肉もピンク色ですが、歯垢が蓄積すると茶色い歯石がつきます。歯垢や歯石が溜まると歯肉に炎症が起こり、赤くなって腫れ、出血することもあります。史跡がひどくたまった場合や炎症がひどい場合は獣医師に診察してもらう必要があります。

歯髄炎(しずいえん)

犬歯などの歯が欠けたり、摩耗してしまい歯髄が露出してしまい、あごが腫れて、海などが溜まったり、激痛を伴うトラブルです。原因は落下して歯を強く打ったり、固いものを噛んだ拍子に先っぽだけ欠けてしまったり、ケージなどを噛むことで摩耗してしまったり、ひどいペットショップや飼い主に噛まないようにあらかじめニッパーなどで折られていたりと様々です。
症状の程度によりそのまま様子を見たり、抜いてしまったりと様々ですが、露出した歯髄から黴菌が入ると大変なので歯が欠けていることを発見したら、速やかに獣医に診てもらうようにしましょう。

歯磨きの方法

まずは保定し、歯全体をチェック

歯磨きの前にまずは保定し、歯ぐきをチェック。歯垢はたまっていないか。歯肉が腫れていないかなどをチェックします。
保定し、もう一方の手であごを支えてやさしく唇を持ち上げて歯を診ます。

大概のフェレットは歯磨きを嫌がります。うまく磨けないことを気にするのではなく、ある程度でOK、細かくは定期的に獣医師にチェックをしてもらおう程度の気持ちで気長に取り掛かることをお勧めします。

歯ブラシでケア 【オススメ度★★★★★】

基本的に二人一組で行います。ひとりがフェレットを保定してあげ、もう一人があごを支えて、唇を優しく持ち上げ、歯ブラシで1本ずつ優しく磨きます。力を入れないように軽く当てて優しくこする程度でOKです。

専用ウェットシートでケア  【オススメ度★★★★☆】

歯ブラシをつかった歯磨きはハードルが高い。一人暮らしなどで誰かに手伝ってもらうことが難しい時などは便利です。歯のチェックと同じように保定し、もう一方の手であごを支えてやさしく唇を持ち上げて歯が見えたら、そのまま指にシートを巻き付け優しく拭いてあげます。力はい入れずに優しくなでる程度でOKです。

スプレーでケア 【オススメ度★★★★☆】

口内の細菌(悪玉菌)を抑えるスプレーをかけることで口内をアルカリ性から中世西、虫歯や歯周病ができにくくします。保定してあげ、あくびしたところにしゅっとひと吹き。甘い味なので嫌がる子も少ないです。お手軽ですが、できれば歯ブラシかウェットシートと組み合わせるとより効果的

歯磨きガムやおもちゃでケア 【オススメ度★★★☆☆】

口を触られるのが苦手な子などは無理せず、徐々に鳴らしていってください。「歯磨き」という意味では効果が薄くても、唾液の分泌を促すので、歯が汚れにくくなります。

歯磨きのほかにも歯垢がつきにくいドライペットを積極的に食べさせたり、歯につきやすいレーズンなどの半生タイプのおやつをさけることでも予防できます

まとめ
  • フェレットは2~3日に一回を目安にデンタルケアが必要
  • 3歳以上は口内トラブルが起きやすいのでしっかりお手入れを
  • 永久歯いったん生えたら伸びたり、生え変わったりしないので大切に日ごろからケアを行う
  • 歯ブラシ、ウェットティッシュなどのお手入れのほかに、歯垢がつきにくい食事を行うことでも腔内トラブルは予防ができる
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