【フェレットは病気にかかりやすい?!】健康は毎日のチェックから。チェックポイントを徹底紹介!

大切な家族であるフェレットの健康を守るために私ができることって何だろう

フェレットは病気が多い動物で、特に、3歳以上になると病気の発症率が高くなるといわれています。3歳までは年に1度、ワクチン接種と一緒に健康診断を、4歳以上はシニアになるので年1~4回程度の定期検査をした方がよいです。

定期的な獣医師による健康診断はもちろん大切ですが、毎日飼い主さんが健康状態のチェックを行うことで病気を早期発見できることも珍しくありません。この記事では、毎日のお世話の中でできる健康チェックをご紹介します。定期的な獣医師の検査と日々の飼い主さんのチェックで病気やけがの早期発見を心がけましょう。

この記事でわかること
  • フェレットの病気事情
  • 日々のお世話でできる健康への心がけ
  • 日々のお世話で確認できる健康チェック項目
目次

フェレットは病気が多い動物?

フェレットは人間が大好きで愛嬌もあり、ペットとしても人気がありますが、とても病気の多い病気と言われています。厳密には犬や猫、ほかの動物も病気にかかることはもちろんありますので、フェレットが特別病気にかかりやすいとは言い切れません。
ただ、フェレットがかかりやすい、発生頻度の高い疾患があることも事実です。特にシニア(4歳以上)のフェレットが多くかかってしまう三大疾患は兆候が見られたらすぐに獣医師に診てもらうことが大切です。
他にもフェレットがかかる病気はさまざまありますが、ここではまずは三大疾患をご紹介します。

フェレットの三大疾患

インスリノーマ

すい臓にある血糖値を下げるホルモン「インスリン」の分泌をつかさどる細胞に腫瘍ができてインスリンを過剰に分泌してしまう病気。インスリンは血糖値を下げるホルモンなので、分泌されすぎると低血糖症になってしまいます。
症状としてはだるそうにしていて言っ気がなく、寝ている時間が長い。反応が鈍くぼんやりしている。大量の涎をたらしたり、泡を吹く、などが挙げられます。
治療はすい臓部分摘出の外科手術や低血糖を抑える薬の服薬が一般的です。

副腎腫瘍

副腎とは左右の腎臓の上に密着する内分泌器官です。副腎にできた腫瘍の影響で脱毛が起きたり、メスの場合は生殖器の腫れ、オスの場合は去勢後の発情や排尿障害が起こります。生まれてすぐの不妊手術や遺伝的な原因で起こるといわれていますが、正確な原因は不明です。治療は腫瘍摘出の外科手術や投薬一般的です。

リンパ腫

リンパ節や脾臓・肝臓・皮膚などにできる悪性の腫瘍で、血液の癌と言われています。若いフェレットにも見られ、若い方が進行が速いです。症状はリンパ節が腫れる、食欲がなくなる、体重が減る、急に衰弱するなどが挙げられますが、腫瘍の箇所によって症状はさまざまです。治療は抗がん剤など、進行状況や症状によってさまざまです。レントゲンや腹部の触診、血液検査でわかることが多いです。

定期的な健康診断と暮らしの中での健康チェック

フェレットは一見健康に見えても健康診断で病気が見つかることが比較的多い動物です。毎年ワクチンの際とシニアになったら季節の変わり目ごとに4回/年健康診断を受けることをお勧めします。
健康診断はその病院によりますが、体重・検温・触診・胸の音を聞いたり目の白濁などを調べます。別途料金で耳ダニや血液検査、エコー、レントゲンなどもあります。血液検査は目に見えないフェレットの状況を数字で見ることができますし、経過観察も見れますのでぜひ受けておいてほしい検査の一つです。

健康なフェレットの基本データ
  • 直腸体温
    37.8~40.0度
  • 心拍数
    180~250回/分
  • 呼吸数
    33~36回/分
  • ウンチ
    歯磨きのペーストくらいの固さ。3時間くらいで排泄される。
    ※色などは食べたものに直接影響を受けるので食べているフードなどにより異なる。ゼリーを食べるとゼリー状になったりもするが、1回きりで続かなければそれほど気にすることはない場合が多い。
  • おしっこ
    8~140ml/日程度が平均的。黄色がっており、独特なにおいがあるがそれほどきつくない。

自宅で飼い主さんができる健康チェック

獣医師による定期検診はもちろん大切ですが、毎日の生活の中で、飼い主さんが健康チェックを行うこともとても重要です。フェレットは自分で不調を訴えることはできません。飼い主さんが気づいて、必要に応じて早期に病院に連れて行ってあげなければなりません。
極端な増減がないように体重を日ごろからつけることのほかに、以上が起きやすい項目をまとめました。チェックがついたからNGというわけではありませんが、あまりに症状が続いたり、様子がおかしいようであれば獣医師に診てもらうための指標の一つとして扱っていただければと思います。

【PDF】自宅でできる健康チェック チェックリストダウンロード

まとめ
  • フェレットがかかりやすい、発生頻度の高い疾患がある
  • 早期発見のために定期的な健康診断(1~4回/年)が重要
  • 獣医師による定期健診だけでなく、日々の飼い主さんによる健康チェックで異変を早期に見つけることも大切
参考文献
幸せなフェレットの育て方 田園調布動物病院院長 田向健一監修 

フェレットの飼育・医学・エサ・生態・歴史すべてがわかる (スタジオムック)

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