【いざというときのために絶対知ってて!】フェレットが脱走してしまった時の対処法 4選!

フェレットは脱走の名人と言われます。脱走の理由はさまざま。ケージから気づかないうちに出てしまっており、窓から脱走したり、散歩中にハーネスを付けてなかったり、つけていたけど抜けてしまったり。
家の中であればまだしも、家の外に逃げてしまった場合、フェレットは帰巣本能がないので自分で帰ってくることはほぼ不可能です。野犬や野良猫、カラスなど様々な外的もあり、とても危険です。ここでは脱走をしないための注意点と、万が一脱走してしまった時の対応をご紹介します。

この記事でわかること
  • フェレットが脱走する理由
  • 脱走の可能性があるシチュエーション3選
  • 脱走してしまった場合の対処
  • いざというときのマイクロチップについて
目次

なぜフェレットは脱走するのか

「なぜフェレットは脱走するのか」それは単に「遊んでいてうっかり」です。フェレットは好奇心旺盛な生き物なのでいろいろなものに興味を示します。フェレットは遊んでいるつもりでも知らず知らずに危険な場所に入り込んでしまい、、、など珍しいことではありません。
フェレットに危険を判断することはできません。しっかり飼い主さんが危険を避ける環境づくりをしてあげましょう。

脱走に注意するポイント

ケージからの脱走

フェレットは小動物。一見大きく見えますが、とても柔軟な体を持っており、頭が通れば後はすり抜けられるといわれるほど細い隙間も通ることができます。フェレット用や小動物用のケージを使用している方も多いかと思いますが、網が荒いケージだとすり抜けて脱走してしまいます。
また、ウサギなどは通れないような扉の狭い隙間も器用な前足で隙間を開けてすり抜けたりもします。
フェレットに適したケージ選びが必要です。

窓・網戸からの脱走

フェレットは器用なうえに、前足のチカラが強い子も多く、窓を開けたり、隙間を広げて脱走することも珍しくありません。特に網戸は簡単に開けてしまうので注意。網戸ストッパーなどでロックをするのもよいですが、フェレットはしつこい性格の子も多いので根気強く網戸をカリカリして網戸自体に穴をあけて脱走してしまいます。
放牧の際は窓と鍵もしっかり閉めましょう。出窓のように高さのある窓もほかの家具から飛び乗ってしまう子もいるので占めるように注意しましょう。放し飼いのおうちの場合、フェレットが目に入らない時間も長いので特に注意です。

散歩中の脱走

少ないパターンかもしれませんが、散歩中に逃げてしまう。ということもあります。多いのはハーネスを付けていないパターン。
「慣れてるから」「呼べば来るから」「苦しそうでかわいそう」など理由があるかもしれませんが、信用してはいけません。逃げてしまったら死んでしまう可能性が高いということを再度意識して散歩の際には必ずハーネスを付けるようにしましょう。フェレットは臆病なので、音や猫などに驚いてうっかり逃げてしまうこともあります。また、フェレットは柔軟性があるので首輪だけでなく、しっかり胴にもつけるようなタイプが必須です。

もし万が一脱走してしまったら…スピード勝負!適切な対応を

注意していても万が一逃げてしまったら、迅速な対応が必要です。フェレットは帰巣本能はないので自分で帰ってくることはできません。車などに惹かれたり、カラスや猫などに襲われたり、夏であれば暑さにやられてしまうこともあります。できるだけ迅速に正しい対応を行うことが必要です。

1.周辺を探す

フェレットがいなくなったらまずは家の中を探しましょう。布団の間や家具の隙間だけでなく、家電の中にも入り込んでしまうこともあるようです。そのまま寝ていることもあるので名前を呼んで、くまなく探します。家の中にいない場合、外に出た可能性があるのか、あるのであれば家の周辺を探します。
隠れられそうな木陰や隙間、トンネル状の場所などよく探します。近所の方に保護されることも多いので隣近所にお声がけもわすれずに。フェレットの好きなおやつやバイトなどを利用して帯生きだすのも効果的です。

2.交番に届ける

動物は交番に持ち込まれると遺失物扱いになるので、拾ってくれた人が交番に届けると見つかったと連絡をもらうことができます。届け出がないと一定期間のほぼ期間を過ぎると保健所や動物園に連れていかれる可能性があるので速やかに出しておきましょう。

3.チラシを作って呼びかける

フェレットの写真を張った迷子のチラシを作って配ったり張ったりするのも効果的です。その際、顔がかわいい写真を使うのではなく、全体像が分かるもの。フェレットを全く知らない人が見てもパッと見わかる写真を使うのがポイントです。街中で見かけた人はフェレットの顔の詳細まで見ないので、大きさや色などを伝えた方が効果的です。
ブログやSNSを活用し、情報を呼びかけるのもお勧めです。

4.関係施設・機関に連絡

保護してくれた人が届けてくれる可能性があるので以下施設には届を出しておく方がよいでしょう。見つかったら連絡をもらうことができます。

  • 保健所
  • 近くの動物病院
    迷子になったペットを保護した人が病院に問い合わせたり、連れてくることがあるので近くの動物表員にも連絡をしておくとよいです。
  • 動物愛護センター
    保護された動物を収容する施設。

無事に見つかったら…

無事にフェレットが見つかったら必ず一度病院で検査をしましょう。一見健康そうでも寄生虫や病気に感染している場合もありますし、けがをしたり、何日も食べていない場合は栄養失調になっている場合もあります。

万が一に備えて…マイクロチップの登録を

2022年6月から、犬と猫へ装着と所有者情報の登録がが義務化されていたマイクロチップを使用するのも1つの手です。マイクロチップは直径1.2~2mm、長さ8~12mmほどの円筒形のICチップで、注射器で皮膚の下に装着します。内部には15ケタの番号が記録されており、番号を全国の動物保護センターや保健所、動物病院などに配備されている専用のリーダーで読み取ると、あらかじめデータベースに登録しておいたペットの名前、飼い主の連絡先などの情報がわかり、身元を確認できるしくみになっています。保護された場合、飼い主に連絡が来るようになり、飼い主不明で処分されてしまうということがなくなります。2022年8月現在、フェレットの義務化はまだ行われていませんが、希望者は行うことは可能です。ただ、フェレットは体も小さいため負担もありますので獣医師とよく相談の上、検討して下さい。

まとめ
  • どんなに慣れていても脱走の可能性があるので十分に注意が必要
  • 特に注意するポイントは3点。
    ① ケージからの脱走
    ② 窓・網戸からの脱走
    ③ 散歩の際に逃げてしまう
  • 万が一逃げてしまったら、
    ①家の周辺を探す
    ②警察に届け出
    ③チラシを作って貼ったり、SNSで拡散し情報を集める
    ④保健所、最寄りの動物病院、動物愛護センターに連絡
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